インタビュー
酪農を支える機械のプロとして、技術と知識を高めていく。
2019年入社/機械・圃場管理課
豊田 尚宏
この春、北斗市の高校を卒業して入社しました。自分が生まれ育った道南にある牧場は多くても80頭くらいの飼育規模だったので、600頭以上の牛を目の当たりにした時には驚きました。自分が担当している仕事はトラクターなどの機械管理と、牛のエサになる牧草などを育てる圃場管理です。トラクターは大きくなるほど繊細な技術力を要するため、丁寧さを最優先して運転・操作するよう心がけています。管理する圃場が大きいので、場所により土の質が変わるので調整しながら丁寧に作業しています。
酪農や農業は土の管理が非常に重要です。土が良ければ良い草が育ち、その草を牛が食べ、排泄物が土に還る…。そんな土から始まる好循環をつくっていきたいと思っています。具体的には、土壌菌などを活かして肥料をできるだけ減らした栽培ができないかと考えています。そこで育てる牧草にもこだわっていきたいですね。牧草は天候に左右される部分もありますが、収穫時期によって栄養量が左右されます。これからも勉強を続けて、社長や先輩に色々と教わりながら栄養満点のエサを牛たちに食べさせていきたいです。
入社したばかりなのですが、社長をはじめ皆さんによくしていただいて、とても楽しく過ごしています。自分が最年少にも関わらず、先輩と後輩の壁がなく仲良くしていただけているのもうれしいです。休日は温泉や近隣の観光地へ行ったりしています。しかし、自分は機械に触れていることが何より好きなので、社長や先輩にお願いをして休日でも機械の手入れや洗車をすることもあります。いつか会社にある全ての機械を乗りこなしたいと思っているので、仕事の日も、休日も夢に向かって少しずつ進んでいきたいと思っています。